雄大な自然を誇り、人口よりも羊が多いことで有名なニュージーランド。
南北2つの島両方でワインが造られ、
恵まれた気候と醸造技術の向上により、歴史は短いながらも
世界からその品質の高さを認められているワイン産地です。
ニュージーランドとは?
ニュージーランドは、南西太平洋オセアニアのポリネシアに位置し、南北2つの大きな島と、たくさんの小さな島から成る島国です。
日本と同じように四季があります。
ニュージーランドワインの歴史
オーストラリアのシドニーから派遣された神父、サムエル・マースデンが1819年にニュージーランドの北島のケリケリに100種類あまりのブドウの苗を植えたことが始まりとされています。1980年代に、一大ワイン産地・マールボロで造られたソーヴィニヨン・ブランの品質の高さが世に広まりました。
ニュージーランドワインの特徴
北島、南島ともにワインが生産されており、南島北部・マールボロが最大の産地です。
海に囲まれた海洋性気候で、1日の気温差が大きいことや、肥沃な土壌など環境は、ブドウ栽培に適しています。
ソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・ノワールが多く栽培されおり、豊かな果実味と凝縮された上品な酸味を持つ、明快な味わいのワインが人気です。
ニュージーランドワインの特徴
「ヌーヴォー」とは、「新酒」のこと。その年に収穫したブドウを使用して造られるフレッシュなワインです。
ボジョレー・ヌーヴォーは11月に解禁日を迎えますが、南半球のニュージーランドでは季節が反対になるため、およそ7月~8月下旬までに現れる新酒が「ニュージーランド・ヌーヴォー」となります。
ボジョレー・ヌーヴォーのような解禁日や、ブドウの品種を初めとして、製法にも決まりはありません。
ですので、ヌーヴォーをリリースするタイミングも、ワイナリーによって異なり、おおむね7月~8月末、ちょうど日本の真夏の期間に楽しめます!
今年はニュージーランドワインで爽快な夏を過ごしませんか?