以前Amazonで購入した山崎12年は、山崎NVと全く同じ色、同じ香り、同じ味でしたので、すぐに返品しました。
今回購入した山崎12年は、山崎NVと飲み比べたところ明確な違いがあり、ようやく本物を飲むこと(買うこと)ができました。これら2つのウイスキーは同じ面影がありながら、12年は口中での香りの広がりがより強く、余韻もより長く残りました。
具体的には、NVの香り立ちは爽やかなフルーツ、12年は爽やかなフルーツに加え樽のウッディな香りと少しのバニラの香りが加わります。価格差は熟成年月によるものですが、味や好みについての優劣は付けづらいかもしれません。それは、12年を飲んだ直後にNVを飲むと、決して不味くなく、12年よりも寧ろフルーツの爽やかさが引き立つからです。少しのアルコールの苦味とピリッと感は感じますが。
NVの二次流通の価格が15,000円くらいすることを勘案すると25,000円程度で飲めるのは決して高くないかもしれません。